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男子ゴルフ界の次代を担う人材・秋吉翔太のクラブセッティングを紹介します。

 

1990年熊本県出身の秋吉翔太選手は野球に夢中の野球少年でした。

 

ただ、10歳の時に父親の影響でゴルフに転向してからめきめきと腕を上げていきます。

 

2008年の大分国体では少年男子個人で1歳下の松山英樹を抑えて優勝しています。

 

高校卒業直前の2009年にプロ宣言をしてからは有村智恵、一ノ瀬優希らのキャディを務めて研鑽を重ねてきました。

 

2017年に初シード、2018年にはミズノオープン、ダンロップ・スリクソン福島オープンと立て続けに優勝しています。

秋吉翔太のクラブセッティング

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%A7%8B%E5%90%89%E7%BF%94%E5%A4%AA&imageId=220564

そんな秋吉翔太プロのクラブセッティングの特徴は、ウッド系が2本でその他はユーティリティも含めてアイアン系を中心にしていることです。

 

これは叩きに行くと球が吹け上がってしまうというくせによるものです。

 

パター以外のクラブは契約先のダンロップスリクソンを使用しています。

ドライバーはスリクソンZ785

ドライバーはダンロップスリクソンZ785を使っています。

 

スリクソンは従来からプロ・アスリート向けのシリーズでした。

 

ですが、「ゼロスリクソン」、つまりゼロから設計し直したこのモデルからゼクシオが持つ操作性の良さを盛り込んだ460CCのヘッドになりました。

 

大型ヘッドでありながらつかまり過ぎず、フェースの弾き感とインパクトの手ごたえが感じられるカーボンコンポジットのドライバーです。

 

フェードヒッターの秋吉翔太プロにとってはドライバーを構えた時にフェースが開いてみえるものは右にすっぽ抜けるイメージが湧いてきて、使いづらいと思います。

 

このスリクソンZ785には弾道調節機能が付いていますので、好みのフェースアングルが作れます。

 

秋吉翔太プロのスイングはとても躍動感があります。広めのスタンスから、テークバックで右足にしっかり乗りながらスクワットします。

 

そのままダウンに入り、左足を軸にバンプさせて振っていきます。

 

スイングを支えるシャフトはフジクラスピーダーエボリューション2を選びました。

 

プロにも人気のスピーダーシリーズです。

 

エボリューション2は手元側にフジクラがMCTとよぶ、カーボンとスチールのコンポジットテクノロジーを採用しています。

 

よって手元が重く、剛性も高いので、手元が浮き上がらず強く叩きにいけます。

 

ゼクシオ譲りの直進性と弾きを持つヘッドに叩けるシャフトでいわゆる今風のやさしい組み合わせになっています。

フェアウエイウッドはスリクソンZ F85

ドライバーと同様、ヘッド後方をやや伸ばしてボリューム感ある丸顔にしたフェアウェイウッドになります。

 

こちらもカーボンコンポジットで、カップフェース構造になります。

 

通常のフェースはフェース面で溶接して作ります。

 

ですが、カップフェースは溶接部分がソールとクラウンにきますので、反発力が逃げずにボールに伝わります。

 

やや硬めの打感になりますが飛距離は伸びます。

 

このZ F85はつかまりが良く、右に出る心配は少ないので、この特性も秋吉翔太プロが気に入っているのだろうと思われます。

UTはスリクソンZ U45

 

ロフト:18度


シャフト:ダイナミックゴールドツアーイシュー(X)

 

ロフトは18度、これにダイナミックゴールドツアーイシューを挿しています。

 

一般的にユーティリティクラブを選ぶ時にはドライバー、フェアウェイウッドからの流れで選ぶか、アイアンとの流れで選ぶかのいずれかだと思います。

 

なかでもユーティリティを「狙うクラブ」として考えて、ぽってりとしたヘッド形状ではライン出しがしにくく構えにくいと感じて苦手にしている人も多いと思います。

 

秋吉翔太プロはボールの吹け上りを嫌っていることと、もともとアイアンが得意であることから、スリクソンZ U45を選んでいます。

 

このクラブはアイアン形状でありながら、トップブレードを薄くしてソールを厚くすることで低重心化しており、見た目ほどの難しさがないユーティリティです。

 

払い打っても打ち込んでも、無駄なスピンがかからずコントロールしやすいクラブに仕上げていると思います。

アイアンはスリクソンZ785

秋吉翔太プロのスイングは積極的な下半身の使い方に特徴があります。

 

トップオブスイングで下半身を沈み込ませて腕をキャスティングさせて身体の後方からヘッドが下りてくるイメージです。

 

シャローにボールにコンタクト、ボールをしっかり押していきながらライン出しが可能になっています。

 

インパクト直前から沈んだ下半身を伸ばすことで地面反力を活用して飛距離に結びつけるという、現在主流のスイングです。

 

使うアイアンはスリクソンZ785アイアンです。

 

軟鉄鍛造のキャビティバックでプロ。上級者が好みそうな、やや小ぶりで操作性のよさそうなヘッドを持っています。

 

しかしながら、トップブレードは程よい厚みを持ち、ネックからフェースへの流れもややグース気味に見えます。

 

ですので、ある程度のつかまりの良さも感じさせます。

 

ソールのバウンスも頂点をやや前に持ってきていることから抜けもよく、打ち込んでも払い打っても打ちやすくなっています。

 

従って、秋吉翔太プロのようにシャローにヘッドを入れてもしっかりボールコントロールがしやすくなっています。

 

中級者から使えるアイアンです。

ウエッジはクリーブランドRTX

ロフト:50度/54度
シャフト:ダイナミックゴールドツアーイシューのⅩ100


ロフト:60度
シャフト:KBSHi-REV2.0

ウェッジはクリーブランドRTX4で、50度、54度、60度の3本のセッティングです。

 

RTX4はやや小ぶりなフェースで特にスリクソンのアイアンからの流れも自然になっています。

 

4種類のソールグラインドを加えて、クリーブランドにしては珍しくリーディングエッジに少し丸みを持たせてボールの拾いやすさをイメージしやすくしています。

 

また、歴代のウェッジの中でも最も深い溝を持ちます。

 

フェース表面は2種類のミーリングで粗くしたことで打感の柔らかさとスピン性能をもたらし、秋吉選手もそれが気に入って即実戦に投入しました。

 

注目すべきは秋吉翔太プロのシャフト選択で50度、54度のシャフトが中元調子のダイナミックゴールドツアーイシューのⅩ100ですが、

 

60度はKBSHi-REV2.0という、先端剛性が柔らかく、スピン性能に優れたウェッジ専用シャフトにしていることです。

 

50度、54度は狙ったポイントにしっかりボールを運ぶことを第一に考えています。

 

その反面、60度はグリーン周りでスピンを自在にかけやすくして、状況に応じてさまざまな球を打ち分けるものと思われます。

 

打感が柔らかいことで、飛びすぎる心配がないことが気に入っているようです。

パターはオデッセイEXO SEVEN

パターはオデッセイEXO SEVENを使用しています。

 

「骨格」で構成された形状のネオマレットタイプでヘッド後方のフェース裏のブリッジ部分が赤く塗られていることでフェース向きが決まりやすい視覚効果があります。

 

外側から赤いブリッジ部分を挟むように伸びるサイドバーを重たくすることで慣性モーメントを大きくすることに成功しています。

 

手の感覚を消してオートマチックに打ちたいという秋吉翔太プロのパッティングにマッチしているパターです。

ボールはダンロップ・スリクソンZスターXV

 

いかがですか、秋吉翔太プロのクラブセッティング。パター以外は全てダンロップです。

 

2020年は試合が少ないのでスリクソンのニューモデルの使用有無が解りましたら記載します。

 

さて、ゴルフ上達の秘訣は「自分に合ったクラブ」との出会いですね。

 

しかしそれよりも肝心なのは「信頼できるコーチとの出会い」との出会いです。

 

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そんなゴルファーは信頼できるコーチとの出会いを大切にしてクラブやスイングについて教えてもらいましょう。

秋吉翔太のクラブセッティングのまとめ

シーズン2勝を挙げて一躍若手有望株になった秋吉翔太選手ですが、まだまだ方言が抜けきらない、純朴な青年です。

 

野球で鍛えた下半身をアグレッシブに使って飛距離を稼ぐため、「叩きにいっても球が吹け上がらないクラブ」で、なおかつ「左にしっかり振りぬけるクラブ」にこだわっています。

 

石川遼、松山英樹と同世代の実力者として大いに国内男子ツアーを盛り上げて欲しいと思います。