なかなかクラブを替えない石川遼プロですが、バックの中には「JAWS」ウエッジの58度が入っていました。
ドライバーはツアープロ仕様としてマーベリックシリーズに追加ラインになった440モデル。
重心距離が短い小振りサイズで球筋を作りたい石川遼プロにハマったようです。
4本のウエッジはロフトピッチを調整していますね。
既に有名なお話ですが、2007年5月、15歳の高校1年生が史上最年少で優勝しました。スター誕生の瞬間です。
そのトーナメントは「マンシングウェアKSBカップ」
終盤の距離のあるバンカーショットからのチップインバーディーでした。
その後、石川遼選手が参戦するアマチュア大会では取材陣が総勢116名に及びました。
それから11年。米ツアー参戦を経て2018年の石川遼プロは戦う場所を「JAPANツアー」に戻しました。
使用クラブは2013年に契約したキャロウェイのクラブです。
そのキャロウェイのクラブセッティングで2019年は3勝(内、公式戦2勝)しました。
しかし、2020年、国内の試合は相次ぐ中止になりました。
JGTOの開幕戦は9月の「フジサンケイクラシック」になりました。
Contents
- 1 石川遼“キャロウェイ”のクラブセッティング2020年
- 2 石川遼のクラブセッティング2019
- 2.1 ドライバーはキャロウェイ XRプロ16
- 2.2 フェアウエイウッドはキャロウェイ XR16(3W)
- 2.3 UTはキャロウェイXフォージドUTアイアン 21°
- 2.4 アイアンはスティールヘッドXRプロアイアン3番
- 2.5 アイアンはXフォージドアイアン(4〜9I,PW)
- 2.6 ウエッジはXフォージドウェッジ ニュービンテージ(AW)
- 2.7 ウエッジはマックダディ2ツアーグラインド(SW)
- 2.8 パターはオデッセイ プロタイプix♯9プロトタイプ
- 2.9 パターはオデッセイ トゥーロンSF -PROTO パター
- 2.10 ボールはクロムソフトXボール
- 2.11 石川遼の2019優勝。公式戦JTカップ
- 2.12 石川遼の2019優勝。日本プロゴルフ選手権
- 3 石川遼のクラブセッティングのまとめ
石川遼“キャロウェイ”のクラブセッティング2020年
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%81%BC&imageId=226944
ドライバーのシャフトは、一貫して「ツアーAD」ですが、2020年はヘッドをやはり替えましたね。
キャロウェイの新製品マーベリックです。
キャッチはだれでも使えるマーベリックで、ミスヒットに強くなって打感も大幅に向上しています。
マーベリックはエピックフラッシュで感じた弱点がすべて解消されています。
芯の広さはいきなりトップクラスになり、打感の不満もなくなりました。
ほとんどのゴルファーが飛距離アップを体感できるクラブがキャロウェイマーベリックのドライバーです。
それでは石川遼の2020年のクラブセッティングを紹介します。
ドライバーはマーベリック 440
長さ:45インチ
シャフト:ツアーAD XC70(硬さTX)
力強い弾きとボール初速の速さにスイートエリアの広さが加わって、飛距離と方向性がアップしています。
ヘッド形状はクセがなく、ナチュラルにターンしてコンタクトにつかまりのいいストレートボールが打てます。
フェアウェイウッドはXR 16 (3W)
一般的に左のミスを避けたいゴルファーにぴったりです。
顔が大きめでやや面長。見た目どおりミスヒットに寛容で、球がつかまりすぎない中~上級者モデルです。
アイアンはマーベリック PRO アイアン2番プロト
ロフト:18度
シャフト:グラファイトデザイン Tour AD 115X
アイアンはAPEX MB プロトタイプ(4番~PW)
ウェッジはX フォージドニュービンテージ
ロフト:50度
シャフト:NS MODUS System3+(X)
ウエッジはMD FORGED
ロフト:54度
シャフト:NS MODUS System3+(X)
ウエッジはマックダディ 2 ツアーグラインド
ロフト:58度
パターはオデッセイ プロトタイプ PT 09 ix パター
ボールはクロムソフト X ボール
ボールはやはりキャロウエイのクロムソフトXボールを使用しています。
いかがですか、石川遼プロのクラブセッティング2020。マーベリックのCMの顔になっていますね。
石川遼のクラブセッティング2019
2013年1月キャロウェイと契約した石川遼プロですが、最新のクラブセッティングは?と、
とても気になりますよね。
石川遼プロは「今はクラブよりもスイング」と言っております。
関連記事⇒石川遼の“復活!!”スイング
基本的なセッティングは開幕前から変更はありません。
3IのスティールヘッドXRプロはコースによって適宣し、ローグサブゼロの7Wとチェンジすることもあります。
パターもL字型のエースを長く愛用していますが、
東海クラシックから削り出しの「オデッセイ・トゥ―ロン」のプロトタイプもテストしています。
ドライバーはキャロウェイ XRプロ16
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%81%BC%20%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%97%E3%83%AD&imageId=214326
Callaway(キャロウェイ) XR ドライバー 2016年モデル
長さ:45インチ
シャフシャフトト:ツアーAD PT-7(TX)
キャロウェイのXRプロ16は2016年に発売されました。スライサー以外なら中級者でも使用できるドライバーです。
やや、コンパクトで面長なヘッド形状で、球がつかまりすぎないところはいかにもプロモデルですが、
ミスヒットにも寛容なところがこのモデルの良さです。
低スピン・中弾道で飛距離が稼げるのも長所でアゲンストの時に抑えた球を打つなどある程度球筋の操作もしやすいです。
フェアウエイウッドはキャロウェイ XR16(3W)
長さ:43インチ
シャフト:ツアーAD PT-7(TX)
4月5日、6日に開催された「千葉オープン」で優勝した時は、XR16を使用しています。
ただ、2018年の国内ツアー開幕戦である「東建ホームメイトカップ」で2位になった時は、
ローグサブゼロを使用していますの試合会場で使い分けているのでしょう。
UTはキャロウェイXフォージドUTアイアン 21°
長さ:39インチ
シャフト:N.S.プロ・プロトタイプ(X)
現代版アイアン型UTです。見た目は、ほぼロングアイアンですね。
アスリート向けクラブで21°だと、ヘッドスピード45m/s以上なければボールを上げるのが難しいクラブです。
アイアンはスティールヘッドXRプロアイアン3番
長さ:39.5インチ
シャフト:ツアーAD AD-115
石川遼プロのクラブセッティングとして特徴的なのが、
3番アイアンだけスティールヘッドXRプロアイアンを使用しているところです。
スティールヘッドXRプロアイアンは、石川遼が4番以下で使用しているXフォージドアイアンに比べて、
ヘッド形状も大きく低重心でボールも上がりやすく、、、
ミスに対する寛容性も高いのでアベレージゴルファーでも使えるクラブだと思います。
キャロウェイのapexとapex proアイアンは2019年2月8日に発売しました。
アイアンはXフォージドアイアン(4〜9I,PW)
ロフト:26度~
シャフト:N.S.プロ・プロトタイプ(X)
ウエッジはXフォージドウェッジ ニュービンテージ(AW)
長さ:35.375インチ
シャフト:N.S.プロ・プロトタイプ(X)
ウエッジはマックダディ2ツアーグラインド(SW)
長さ:35.125インチ
シャフト:ダイナミックゴールドツアーイシュー(S200)
パターはオデッセイ プロタイプix♯9プロトタイプ
石川遼プロが、長年愛用しているパターです。オデッセイのL字マレット型のパターですね。
パターは、気分転換に変えるプロも多く、試合ごとに違うこともありますが、こちらのパターがエースパターです。
出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E9%81%BC%20%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%83%97%E3%83%AD&imageId=214129
パターはオデッセイ トゥーロンSF -PROTO パター
ボールはクロムソフトXボール
いかがですか、石川遼プロのクラブセッティング2019。
プロゴルファーは「自分に合ったクラブ」を見つけ続けます。
アマチュアもゴルフ上達には自分に適したクラブとの出会いですね。
でもそれ以上に大事なのは「信頼できるコーチとの出会い」です。
石川遼の2019優勝。公式戦JTカップ
シーズン最終戦のJTカップで劇的な今季最多の3勝目を手にしました。今季公式戦では2勝目です。
2015年に次ぐ大会2勝目です。プレーオフで決めてくれました。
石川遼の2019優勝。日本プロゴルフ選手権
最終日が36ホールになった国内メジャー第2戦日本プロで見事優勝した石川遼プロです。
ファンの皆さんも長~く待っていたと思います。指宿市で開催した日本プロは悪天候のため1Rは中止になってしまいました。
そんな関係者の皆さんがご苦労し大会を自らも盛り上げようとした石川遼プロの優勝は価値ある優勝だと思います。
そしてやはり彼は「何かを持っている人間」だと思いますね。
日本のゴルフ史で高度成長時代のAONの活躍に匹敵するようなプロゴルファーだと思います。
石川遼のクラブセッティングのまとめ
米ツアーで5年間戦ってきた石川遼の2018年は、日本国内ツアーに舞台を移し戦いました。
帰国した石川遼は、JGTOの副会長、選手会長になったことで話題になりました。
JGTO役職者の職務と選手としてファンへの期待に応える活躍の両輪でとても忙し1年であったと思います。
2018年ツアーは未勝利でしたが、「東建ホームメイトカップ」で2位、
国内最終戦である「ゴルフ日本シリーズJTカップ」では、
優勝争いに絡みプレーオフまで進んだものの、小平智に敗れ惜しくも2位という結果はまずまずの2018年だった思います。
特に最終戦の「ゴルフ日本シリーズJTカップ」のプレーオフは、大きな盛り上りを見せ、
やはり石川遼プロこそが国内ツアーの人気を牽引する存在であることを実感させられましたね。
ただ、日本プロゴルフ界のスター石川遼プロの結果としてはもっと期待したいところではあります。
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の内容を見れば、来シーズンはやってくれそうな気がします。
2018年の結果は、¥47,692,054を稼ぎ22位の賞金ランキングでした。
7年ぶりに帰ってきた石川遼。
日立3ツアーズ選手権賞金ランキング上位選手ら各6人が合計ポイントで争う日立3ツアーズに石川遼プロが帰って来ました。
やはりは画になるプロゴルファーですね。
今季男子ツアー賞金王の今平周吾とのタッグはこれからの男子ツアーを盛り上げてくれる予感がしまいた。
やはり技術レベルの高さを見せてくれた二人です。