木下稜介のゴルフとクラブセッティング。
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木下稜介選手のゴルフとクラブセッティングを紹介します。

 

木下稜介選手は1991年に奈良県で生まれ、10歳から競技ゴルフを始めました。

 

高校は香川県にある香川西高校へ進み、ここで同学年の高知県明徳義塾高校の松山英樹と競い合うこととなります。

 

プロ入りは2013年で、しばらく結果を残せませんでした。

 

それでも2018年下部ツアーで優勝すると同年の「フジサンケイクラシック」で4位に入り賞金ランキングも54位で初シードを獲得しました。

 

翌2019年にはトップ10入りは6度を数え賞金ランキングも34位と上昇し、すっかり中堅男子プロの仲間入りを果たしました。

 

2020年「三井住友VISA太平洋マスターズ」では最終日首位で迎えたもののスコアを伸ばせず1打足らずに優勝はなりませんでした。

 

ですが着実に実績を積み重ねています。

木下稜介のクラブセッティング2020。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E6%9C%A8%E4%B8%8B%E7%A8%9C%E4%BB%8B&imageId=238120

ブリヂストンゴルフ契約プロでもある木下稜介選手はブリヂストンの看板モデルでもあるTOUR Bシリーズを使用しています。

 

2020年発売のニューモデルはドライバーからウェッジまでフルラインナップで登場させました。

 

アイアンはさらにマッスルバック、キャビティバック、ポケットキャビティの3機種を同時展開しています。

 

ウッド系に関しても、従来のモデルと比べるとかなりやさしめになっています。

 

現代のプロゴルファーの「難しすぎない」というニーズに合致させつつ、アマチュアでも練習熱心なセミ・アスリートゴルファーも打てるものにしています。

ドライバーはブリヂストンツアーB X

木下稜介選手が使用するドライバーは「TOUR B X」2020年9月に発売されました。

 

通常、ゴルフクラブは春にメインモデルを新発売し、秋は補完するモデル、あるいはサブラインのモデルが発売されるものですが、ブリヂストンは秋にメインモデルを登場させました。

 

木下稜介選手も春先には「ツアーB JGR」を使用していましたが、ニューモデルに替えています。

 

ヘッド体積は460CC、チタンとカーボンの複合ヘッドで、ヘッド後方のカーブのピークをややヒール寄りに設定していることからヘッドの返りやすさを意識していることがうかがえます。

 

着眼点は2つあり、低スピン弾道と、高初速です。

 

その実現のためクラウン部のカーボンに従来の横に並んだ金属弦ではなく、ハニカム構造にすることで縦方向にたわみやすく、復元力も高くなりました。

 

この効果で無駄なスピンを排除して直進性にすぐれたボールを打つことができます。

 

フェースにはパワーミーリングとよばれる溝をさらに荒く仕上げることでボールの横すべりを抑え、低スピンのボールが打てるようになっています。

 

ソールで目を引くのはフェース後方からフェースに向けて斜めに刺さった赤いバーです。

 

こちらがサスペンション・コアと呼び有効打点エリアを拡大しつつ、ボールとフェースの衝突による衝撃をボールの推進力に変換し高初速化を可能にしています。

 

ウエイトポートはヘッド後方に箇所あり、打ちたい球筋やスイングタイプによってヘッドの返りをコントロールできるようになっています。

 

木下稜介選手はこのウエイトポートを「ウエイト外し」にして使用しています。

 

フェードヒッターらしくつかまり過ぎを避ける処置だと思われます。

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ブリヂストンゴルフクラブ「ツアー B X」の特徴と評価

フェアウエイウッドはVAPOR SPEED(3W)

シャフト:フジクラ・スピーダー757エボリューション(X)

3番は2015年発売のナイキ「VAPOR SPEED」を愛用しています。

 

ソール後方を削り落としてトウ、ヒール側にウェイトを振ったことで直進性が高くなっています。

 

キャビティバック形状に近いことでアイアン型ユーティリティのように打てることからプロ・上級者の間で評判が高いモデルです。

 

木下稜介選手は狭いホールのティショットをイメージして飛距離よりも方向性を優先しているようです。

フェアウエイウッドはTOUR B XD-F(5W)

シャフト:フジクラ・スピーダー757エボリューション(X)

5番ウッドはチタンとカーボンの小ぶりな複合ヘッドのTOUR B XD-Fを使用します。

 

トウ側にふくらみをもたせたつかまり過ぎないイメージの湧くヘッド形状です。

 

カーボンクラウンには横に金属弦が一体化されており、たわんだクラウンの復元スピードを速めて初速を上げる効果が得られます。

アイアンはTOURB X-HI(3I)

シャフト:NSプロ・モーダスHYB10(X)

アイアンはTOURB X-CB(4I~PW)

シャフト:NSプロ・モーダス3プロトタイプ・システム3(X)

プロ好みのキャビティアイアンである、TOURB X-CBを長く愛用しています。

 

ヘッド下部に重心を集めながらもトウ・ヒールにボリュームを持たせることで有効打点エリアを拡大しています。

 

フェース裏面の打点付近の厚みを増すことでプロが好む分厚い打感が得やすくなっています。

 

ソールは後方を少し削ることで抜けの良さも確保しています。

 

薄めのトップブレードで構えた感じは精悍なイメージが湧きますが、打ちやすくやさしいアイアンになっています。

ウエッジはTOUR B XW-B

ロフト:52度/58度
シャフト:NSプロ・モーダス3プロトタイプ・システム3(X)

TOUR B XW-Bの52度と58度を使用しています。

 

2018年に、レーシングカーのエンジンビルダーとして有名な「無限」(株式会社M-TEC)のミクロン単位の精密加工技術を用いたヘッド造形により生まれたウェッジです。

 

ヘッド全面をミクロン単位で精密に削り出しています。

 

とくにフェース面にはミクロン単位のミーリング加工技術によって非対称の三角形状とすることでボールに強烈なスピン性能を与えることができます。

 

おそらくスピン性能ではウェッジとしては世界最高峰といっても過言ではないかもしれません。

 

スピンを「かける」のではなく、「かかる」ので、プレーヤーはボールを止めるポイントに向かって打てばよいだけですので、アプローチが楽になると思われます。

 

木下稜介選手はオーソドックスなスイングの持ち主であり、クラブのスペックよりも感性で使用を決めるタイプですので、まずはスピン性能が気に入っていると思われます。

パターはオデッセイホワイトホットツアー♯1

パターはオデッセイホワイトホット ツアー♯1を愛用しています。

 

ピンタイプのヘッドにインサートのホワイトホットを2重構造にしてしっかりした打感を得られながら、ボールの転がりをよくする効果を持ったプロ好みのパターです。

 

また、ヘッドのトウとヒールにウェイトを配置したことで低重心と慣性モーメントの向上に寄与しています。

 

重いヘッドとの相乗効果で方向性のブレが少ない、安定したストロークが可能になっています。

ボールはブリヂストンゴルフ・ツアーBX

ボールはブリヂストン契約ですのでやはりブリヂストンゴルフ・ツアーBXですね。

木下稜介のゴルフ

松山英樹と石川遼がけん引する男子プロゴルフ界では同学年となる木下選手も遅ればせながらツアーを盛り上げる活躍を見せています。

 

10歳から競技を始めて四国で過ごした高校時代は松山英樹としのぎを削り、大阪学院大学ではプロ入り同期の大堀裕次郎とはチームメイトとして競い合い技術を向上させてきました。

 

2013年、大学4年時に「朝日杯争奪日本学生」を制して同年末にプロに転向します。

 

しばらく雌伏の時を過ごしますが、2018年6月に下部ツアー「ISPS HANDA燃える闘魂チャレンジカップ」で初優勝しました。

 

8月にはその勢いを駆って「フジサンケイクラシック」で4位に食い込みます。

 

大崩れは少ないものの、勝負どころできっちりボールを沈めるという詰めの部分ではまだ甘さが残る分、優勝には一歩届かない試合が続いています。

 

木下稜介のプロフィール

所属先:ハートランド
生年月日 :1991年7月16日
出身地:奈良県
身長 :174cm
体重: 75kg
血液型:B型
出身校:大阪学院大学
ゴルフ歴 :10歳~
スポーツ歴:
得意クラブ :アイアン

木下稜介のゴルフとクラブセッティングのまとめ。

木下選手のクラブセッティングの特徴は、方向性重視にあります。

 

更に飛距離を伸ばすことより曲げないことに重点を置いてクラブ選びを行っているように思われます。

 

このあたりはライバルとなる、香妻陣一朗選手佐藤太平選手などと同じ発想にあると思われます。

 

シンガポールオープンの上位資格で初の全英オープン出場を得た木下稜介選手です。

 

コロナ禍で全英オープンは中止になりましたが、資格は保持されていますので2021年初メジャーの舞台に期待しましょう。

 

勝負どころを嗅ぎとる勘が身につけば強い選手になる選手です。