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香妻陣一朗“開幕戦優勝2勝目”のクラブセッティング2022。

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香妻陣一郎はダンロップと用具契約を結んでいます。

2022年の国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」で優勝、2勝目を挙げました。

クラブセッティングは、2020年のツアー初勝利時とほとんど同じですが、ツアーコースによって若干変更しています。

それでは、開幕戦で2勝目を挙げたクラブセッティングを紹介します。

香妻陣一朗“2勝目”のクラブセッティング2022。

ドライバーはダンロップ スリクソン ZX7。



ドライバーはダンロップ スリクソン ZX7を使用しています。

ロフト:9.5度
シャフト:藤倉コンポジット スピーダー NX(X)
長さ:45インチ

フェアウェイウッドはテーラーメイド M グローレ(3W)

ロフト:15度

ユーティリティはダンロップ スリクソン ZX(3U)

ロフト:19度/20度

アイアンはダンロップ スリクソン ZX5(4I~5番I)

アイアンはダンロップ スリクソン Z-フォージド(6I~PW)

ウェッジはクリーブランド 588 RTX 2.0 プレシジョン フォージド

ロフト:52度/58度

パターはオデッセイ ミルドコレクション TX

パターはオデッセイ ミルドコレクション TX #6M$を使用しています。

ボールはダンロップ スリクソン Zスター。

ボールはダンロップスリクソンZスターを使用しています。

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香妻陣一朗“劇的な逆転優勝”のクラブセッティング2020。

出典:https://news.golfdigest.co.jp/photo/detail/?search=%E9%A6%99%E5%A6%BB%E9%99%A3%E4%B8%80%E9%83%8E&imageId=223946

2020年の三井住友VISA太平洋マスターズで最終18番のロングホールでピンそば20cmにつけて劇的なトーナメント初優勝を挙げました。

2歳上の姉・香妻琴乃選手と兄弟での日本ツアー優勝は、

「中嶋常幸・中島エリカ」、「クリス・キャンベル、ニッキー・キャンベル」、「宮里聖志・優作・藍」に続く4組目になります。

香妻陣一郎選手のスイングは何よりもまず身体を柔らかく使って身体の回転、捻転を最大限使って打つスイングが特徴にあげられます。

アドレスから軽くチンバック、つまりあごを飛球線後方に向け、軸をブラさずヘッド・ビハインドザボールの体勢を作りテークバックに入ります。

トップではややオーバースイング気味に見えますが、タメを作る過程でのもので、以後、腰の捻転とともに頭を残したままフィニッシュまで一気に振り切ります。

香妻陣一郎選手のもうひとつの特徴は、両手を密着させて握ることにあります。

グリップした左手は下へ、右手は上へのプレッシャーを強めることで両手を一体化して、体軸を使い、大きなスイングアークで振り切ることで飛んで曲がらないボールを打ちます。

こうして迷いなく振り切れる時こそ香妻陣一郎選手のコンディションの良し悪しが測れますね。

それでは、劇的な逆転劇で優勝した香妻陣一郎選手のクラブセッティングを紹介します。

ドライバーはスリクソンZⅩ7

ロフト:9.5度


シャフト:フジクラ・スピーダー757TR弐(X)

 

歴代最高作と評判の「スリクソンZⅩ7」を即実戦投入しました。


関連記事⇒スリクソン ニューモデルクラブ「ZX」の特徴

今作から新たに投入した新機能が「リバウンドフレーム」です。

硬性の高いエリアと低いエリアを交互に、クラウン側とトウ側に効果的には入りすることでフェースに大きなたわみを生じさせることで反発性能が向上しています。

しかもたわみの支点をフェースよりもやや後方にすることで高反発エリアの拡大も実現しています。

シャフトはスピーダーTRを採用しています。

先端から中間部の剛性を高め、手元側はやや柔らかくしたことで叩きに行ってもブレずに振れる、プロの支持率が高いシャフトです。

フェアウエイウッドはスリクソンZX(3W)

メインはスリクソンですが、コースによって使い分けをしています。

ロフト:15度


シャフト:三菱ケミカル・ディアマナDリミテッド70(X)

フェアウエイウッドはテーラーメイドSIM(3W)

以前に使っていたナイキのスプーンから、キャリーで20ヤード伸びたということで切り替えました。

かつて一世を風靡したテーラーメイドVスチール以来の、Ⅴソールを復活させて接地面積を減らして抜けの良さを追求した、飛距離特化型のフェアウェーウッドです。

香妻陣一郎選手のような、ワンピースで一気に振り切っていくタイプのゴルファーには一層効果的なクラブといえそうです。

ユーティリティはスリクソンZXハイブリッド

ロフト:16度


シャフト:三菱ケミカル・ディアマナ サンプh100(X)

ユーティリティはスリクソンZX UT(2I、3I)

シャフト:DG EX TI-X100

アイアン型ユーティリティは上記のスリクソンです。

ただ、他にもアイアン型ユーティリティであるZU85を、2番18度、4番23度の2本を入れています。

また、4番はロフトを立てて20度にして使っています。

コース設定によってはスリクソンZH85ハイブリッドの2番をzu85の2番と入れ替えて使うことがあります。

アイアンはスリクソンZX7(4I~5I)

長さ:37インチ(5I)


シャフト:DG EX TI-X100

アイアンはスリクソンZフォージド(6I~PW)

アイアンは6番からPWまではスリクソンZフォージドです。

関連記事⇒スリクソン ニューモデルクラブ「ZX」の特徴

やや大きめのヘッドを持ち、難しすぎないマッスルバックといわれるアイアンです。

4番、5番にはキャビティバックのZⅩ5アイアンを選んでいます。

これはマッスルバックでは極端にスピン量が落ちて、グリーンで止まらない危険性を考えてのチョイスです。

ZⅩ5はフェース周辺に配した溝と打点に合わせた最適肉厚分布設計のスピードフレームが最適なスピン量と初速アップもたらすアイアンです。

スリクソンのアイアンに共通していることは、抜けの良いソールにあります。

香妻陣一郎選手のように払い打ちに近い、ヘッドをあまり潜らせない、振りぬくタイプのスイングには不安なく振っていけると思います。

ウエッジはクリーブランド588RTX2.0

ロフト:52度/58度


シャフト:DG EX TI-X100

かなり長く588RTX2.0プレシジョンフォージドウェッジ52度、58度を使用しています。

オーソドックスなヘッド形状で、フェースを開いても閉じても安定したショットを可能にする、初心者からプロまで使い手を選ばないウェッジです。

香妻陣一郎選手は特に58度をアプローチのほとんどで使用するため2~3か月毎にクラブを替えています。

思った通りのスピンが入るというところが気に入っているようです。

パターはオデッセイミルドコレクションTX6ms

製造終了になって久しいモデルですが、香妻陣一郎選手のエースパターとして健在です。

フェースインサートのホワイト・ホットはオデッセイパターを使用する男女トーナメントプロの使用率トップの素材です。

適度な打感と打音が、距離が合うというのが人気の理由です。

このミルドコレクションは軟鉄削り出しのボディを持ち、ソールのトウ・ヒールに他ナイト合金を埋め込むことで慣性モーメントも高めていますので、方向性も向上しています。

ボールはスリクソンZスター

ボールもダンロップ契約ですので「スリクソンZスター」ですね。

香妻陣一朗のゴルフ

香妻陣一郎選手は1994年に宮崎県に生まれ、父親の影響で、2歳からクラブを握っています。

ゴルフはその後、横峯さくら選手の父親が運営していた「めだかクラブ」で姉の琴乃とともに腕を磨きました。

地元宮崎県の高校を卒業後、2012年にプロ入り、2016年に初シードを獲得しました。

2018年にシード落ちを味わい、持ち球をドローからフェードに変えて復活しました。

安定した成績を残して2019年にシード復活、そして2020年、レギュラーツアー初優勝を三井住友VISA太平洋マスターズ」で遂げました。

香妻陣一郎のプロフィール

出身地:鹿児島県
出身校:日章学園高校
プロ転向年:2012年
優勝回数:1勝


生年月日:1994年7月7日
身長:165㎝
体重:71㎏
クラブ契約:ダンロップ

まとめ。

宮崎県が地元ですので物心ついたころからクラブは同じ地元のダンロップに慣れ親しんでいることは想像に難くありません。

スリクソン史上最高モデルと評判のZⅩシリーズの評価をさらに高めてくれました。

レギュラーツアー初優勝によって「香妻陣一朗」の名前も全国区になったと同時に身体全体を使って一気に振り切る小気味よいスイングも人気になるのではないでしょうか。

この先も2勝、3勝と勝ち星を積み上げてもらいたいと思います。

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